ヤマトHDが英のサステナ宅配企業に追加出資

記事のポイント


  1. ヤマトHDは環境配慮型宅配を展開する英新興企業・HIVEDに追加出資した
  2. HIVEDは効率的・持続可能な宅配サービスを提供する
  3. 両社は技術や知見を融合させて、環境と社会に配慮した新たな物流モデルを構築する

ヤマトホールディングスは、環境配慮型宅配を展開する英企業のHIVED に追加出資した。(CSR48・大井 美歩)

データ活用を得意とする英新興に追加出資

HIVED は配送車両をすべてEV で運行し、高度なデータ分析と先端ソフトウェアを駆使して、効率的かつ持続可能な宅配サービスを提供するスタートアップ企業だ。CO₂ 排出量を抑えつつ迅速で質の高い配送を実現している。欧州の大手E コマース事業者との契約数も増加し、ロンドン市内に新たに拠点を増設し、新たにEV による拠点間輸送も開始。これにより英国内では初となる拠点間輸送と配送を全てEV で運行する物流ネットワークを構築する。

両社は互いの技術や知見を融合させ、環境と社会に配慮した新たな物流モデルを築く。脱炭素社会を見据える物流業界において課題解決へ挑む一歩となる。

「CSR48」は、企業のCSR担当者を中心に「CSRに関心のある女子たち」が集まったグループ。「CSRをもっと身近に」をミッションに、勉強会やイベントを実施する。⽬指すのはサステナブルな社会と、女性のエンパワーメントによって、利害や⽴場を超えて、より良い社会に向けたアクションをおこすこと。メンバーの所属は、商社、メーカー、ゼネコン、NPO法人などさまざま。 雑誌オルタナの連載の他、イベント登壇や4月はじまりのSDGsカレンダー発売など多彩に活動を広げる。オフィシャルブログ 執筆記事一覧

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キーワード: #サステナビリティ

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