米国環境保護庁(EPA)は8月2日、同庁が実施する「グリーンパワー・パートナーシップ・プログラム」におけるグリーン電力購入量の上位50団体を発表した。
同プログラムは企業や政府、大学等におけるグリーン電力の利用を推進することを目的に設けられたもので、現在1200以上の団体が参加。四半期ごとに発表される上位50団体のグリーン電力使用量は年間120億kWhにも上り、これはアメリカの平均的な家庭100万世帯分のCO2排出量に相当する。
上位10団体にはインテル(1位)、デル(5位)、ジョンソン&ジョンソン(6位)などの企業に加え、公共機関からもテキサス州ヒューストン市(4位)、米空軍(9位)が名を連ねた。また、積極的な環境行動で知られるハーマンミラーも家具メーカーとしては唯一、48位に選ばれた。(斉藤円華)