デロイト トーマツ コンサルティングは、ミレニアル世代を対象に政治や経済、働き方などについて調査した「2017年デロイト ミレニアル年次調査日本版」を発表した。ミレニアル世代は働き方やワークライフバランスへの関心が高く、柔軟な勤務体制を好むという傾向がみられた。だが、日本のミレニアル世代は海外に比べて、会社への帰属意識が低下、政治や経済の改善を期待していないなど、悲観的に考えていることがわかった。(オルタナ編集部=松島 香織)
「2017年デロイト ミレニアル年次調査 日本版」は、30か国およそ8,000人のミレニアル世代を調査した「デロイト ミレニアル年次調査」の翻訳に、日本のミレニアル世代300人への調査結果のサマリーを加えた報告書だ。回答は1982 年以降生まれで、単科大学または総合大学の学位を取得しており、フルタイムで、主に民間の大企業で働いている人を対象としている。