理想を詰め込んだ限定商店街、和歌山・海南駅前に

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2日間限定の屋外マーケットイベント「Arcade(アーケード)」は今年で3回目を迎える

2日間限定の屋外マーケットイベント「Arcade(アーケード)」が10月21―22日、和歌山・JR海南駅前で開かれる。30代40代の有志が集い、次世代が暮らしたいと思えるような理想の街の縮図をつくろうと、普段は何もない海南駅前の広場に仮想商店街を築く。今年は「和歌山で、楽しく働く、おとな展」というコンセプトのもと、厳選された約50店舗が出店する。(オルタナ副編集長=吉田広子)

2016年は1万人が来場した

約250 枚の木製パレットを組み合わせて作り上げる仮想商店街「Arcade」。2日間の限定イベントだが、農園やパン屋、雑貨店、カフェやバーなど、和歌山県内外から約50店舗が集まる。

和歌山県有田川町から出店する「Herb+(ハーブプラス)」は、自然栽培の自家製ハーブを使用したハーブティやランチを提供。このほか、ピザや樽生スパークリングワインが楽しめるCENTRO(チェントロ/岩出市)、クラフトビールのVOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング/田辺市)、食堂ことぶき(和歌山市)など、県内各地から人気の飲食店が一堂に介する。

一般的なマルシェと違ってArcadeは雑貨やアパレルも充実しているのが特徴だ。

兵庫県西宮市から参加するLIFE IS A JOURNEY!(ライフイズアジャーニー)は、夫婦で世界中を旅し、その土地で出合った魅力的なものを集めている。ARCADEでは、ブエノス・アイレスのデザイン財布planar(プラナー)や南米産マテ茶、ネパールのフェアトレード雑貨などを販売する予定だ。

和歌山県白浜町から参加するjiji(ジジ)は、シンプルで心地良い日常着をテーマに、和歌山の地場産業を活かしたモノ作りに取り組む。デザインから素材選び、裁断、縫製(一部商品を除く)、販売に至るまで自分たちの手で行っているという。

写真家・伊東俊介氏による「いとう写真館」は、モノクロフイルムを使用した出張記念写真撮影会をArcade内に開く。伊東氏は家族写真をフイルムで残す大切さを伝える活動を行っている。

■街への愛着はどう生まれるのか

Arcadeの運営チーム。東京から駆け付けるメンバーもいる

Arcadeを運営するのは、和歌山県出身者や移住者など30代40代の有志たちだ。

和歌山県の総人口は21年連続で減少し、今年初めて95万人を下回り、94万8260人となった。一方で、県は移住定住推進に力を入れ、2016年度は192人(114世帯)が移住し、移住者は増加傾向にある。

Arcadeのメンバーは、街をより良くするために必要なものは何か、どうしたら場所に対しての愛着が生まれるのか。そう考えたとき、好きな店、憧れの大人たち、そこにある文化だと気付いたという。そこで「ARCADE」プロジェクトを立ち上げ、2015年10月に第1回Arcadeを開催した。2016年は2日間で1万人が来場したという。

今年は10月21日11時~21時、22日11時~18時の日程で開催される。東京駅からは新幹線で4時間、新大阪駅からは特急くろしおで約1時間で海南駅に到着する。入場料は無料で、雨天決行の予定だ。

2017年10月20日(金)12:09

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