優等生的だが野心的ではない花王の「ESG戦略」

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遠い追憶に過ぎないのかもしれませんが、「花王」という会社には個人的な思い入れがあります。もう15年も前のこと。オルタナを創刊する前、「日経ビジネスアソシエ」にブランド戦略の連載をしていました。(オルタナ編集長 森 摂)

ネスレ、BMW、シマノ、とらや、インテル、フォーシーズンズホテルなど多くのブランドを取り上げ、のちに単行本『ブランドのDNA』(日経BP社、片平秀貴氏と共著)にもなりましたが、その取材先の1社が花王だったのです。

花王と言えば「華やかなマーケティング会社」という先入観がありました。しかし実は質実剛健で、地味なモノづくりの会社であることが分かりました。後藤卓也社長(当時)を訪ねたところ、社長室にはドアが無く、いつでも誰でも入っていけることに驚きました。後藤さんは黒塗りの社用車には乗らず、電車通勤をしていました。

後藤さんとのインタビューでは、興味深いエピソードを聞きました。

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2019年4月25日(木)2:19

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