オレンジの搾りかすがオイルや紙に変身:オランダ

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ユンボから工場に届いた搾りかす。将来は飲料メーカーからも回収したいという

オルタナ本誌 連載「世界のソーシャルビジネス」(57号)から

オランダは政府主導で、2050年までに「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の完全実現を目指している。これに従い、自治体も大企業も次々に環境対応を進め、スタートアップ企業も増えている。「ピールパイオニアズ」は、企業から出るオレンジの搾りかすを人や家畜のために役立てている。(チューリヒ=岩澤 里美)

ピールパイオニアズ社は、オランダ南部アイントホーフェン近郊のソンに工場を構え、オレンジの搾りかすから2つの加工品を商品化している。1つは精油で、食用、洗剤用、コスメ用と用途は広い。

もう1つはオレンジパルプで飼料として販売。この紙は国際基準GMPプラス認証を受けていて安全だ。オレンジのかすかな香りと味がして、農家は、主食を補うエサとして牛などに与えている。

同社は2017年に事業を開始し、様々な企業や財団から資金を得て、昨年11月末に工場の稼働を開始した。オランダでは毎年、25万トンもの柑橘類の搾りかすが捨てられている。主にフレッシュジュースを作るときに出て、特にオレンジが多い。

 

※この続きは、オルタナ57号(全国書店で発売中)掲載の連載「世界のソーシャルビジネス」をご覧ください。

2019年6月28日(金)21:24

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