英雄のいない国(田坂 広志)

オルタナティブの風 12(文・田坂 広志)

この国が君のために何を為し得るかを問うことなかれ。君がこの国のために何を為し得るかを問いたまえ。

このケネディの言葉のごとく、民主主義とは、国民が選挙を通じて政治家や政党を選び、その選択によって民意を示すことではない。

民主主義とは、本来、国民自らが国づくりに参加することに他ならない。

その本来の意味が見失われてしまったのは、永く続いた「代議制民主主義 」の下で、いつのまにか、我々国民は、選挙で民意を表明する立場であり、政治家と官僚は、選挙で示された民意に従って税金を使い、この国の運営を任される立場であるという固定観念が生まれてしまったからである。

*この続きは雑誌「オルタナ」58号「SDGs時代の地域金融」(9月30日発売)に掲載しています。

田坂 広志
 多摩大学大学院名誉教授、シンクタンク・ソフィアバンク代表、田坂塾・ 塾長。81年、東京大学大学院修了。工学博士。 87年、米国バテル記念研究所客員研究員。90 年、日本総合研究所の設立に参画。取締役を務める。00年、多摩大学大学院教授に就任。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。08年、世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Agenda Councilメンバーに就任。11年、東日本大震災に伴い内閣官房参与を務める。13年、 全国から6000名の経営者やリーダーが集まり「七つの知性」を学ぶ場、「田坂塾」を開塾。

2019年10月9日(水)10:22

ご購読のお申し込み

alternaショップ
ページの先頭に戻る↑