「こころの免疫力」について考えてみませんか

今回の新型コロナウィルスは、想像していた以上の規模で世界に多大な影響を及ぼしました。それぞれの国が対応に追われ、いまだ消えない新型コロナウィルスの脅威に、これからの私達は「with コロナ」の生活をおくることになります。(寄稿・加瀬 由美子)

「自己免疫力をあげましょう」
新型コロナウィルス発生により、社会の衛生管理や、自己防衛に対する意識が高くなり、最近は「免疫力」という言葉をよく耳にするようになりました。

声高に聞くそのフレーズですが、一体免疫力とはどのようなものなのでしょうか?

辞書を引けば、身体に有害な異物を監視、撃退する自己防衛システムと説明されていますが、ウィルス同様、肉眼でみえるものではないため、免疫力を具体的にどうしたら高めることができるかというのは、現代医学、伝承医学それぞれ諸説があり、活発に議論もされています。

わたくし自身20年間以上「健康」をテーマに仕事をしてきましたが、「多くの病気は自己免疫力の低下が引き金になる」「身体だけでなく、こころにも免疫機能がある」という実感があります。

身体と心は相関関係にあり、心のパワーが身体をはるかに上回る生き方をされている方ももちろんたくさんいらっしゃいますが、一般的には、身体が弱くなると心も弱まり、心が弱まると身体によくない影響がでます。心の状態をよく保つように心がけることは、健康に生きていくためにとても大切なことです。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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