復興支援ファンド、異例の500億円規模に

野村証券グループの野村アセットマネジメント(NAM)は17日、同社が4月25日から5月16日まで募集した「東日本復興支援債券ファンド1105」が、11年には約518億円を集める大型の設定額(当初の応募金額)になったと発表した。

最近の投資信託では500億円を超えると大型商品とみなされるが、株式・債券市場が低調な中でこの設定額は異例。2011年の新規設定ランキングでも現時点で3位になった。

このファンドは東日本大震災からの復興にかかわる政府機関、地方公共団体および企業の発行する債券を含む国内債券および国債などに投資するもの。販売会社の野村証券は、受け取った信託報酬の純資産総額に対し、年率0.2%程度を震災の復興支援を目的に寄付する。(石井孝明)

■野村ホールディングスのプレスリリース

http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/etc/20110517/nam20110517.html

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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