松本龍復興相「書いた社は終わりだから」

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松本龍復興担当相は3日、宮城県の村井嘉浩知事との会談の中で、村井知事に対して恫喝に近い暴言を繰り返した上で、同室していたマスコミに対して「これはオフレコ。書いた社は終わりだから」と締めくくった。言論統制に近い言動に対して、大臣罷免を求める声も上がっている。

松本復興相は東日本大震災の被災地の一つである宮城県庁を訪問し、村井知事が応接室で知事を出迎えなかったことに腹を立てた様子だった。

その後、知事から要望書を受け取ると、「(水産特区は)県のコンセンサスを得ろよ。そうしないと、我々は何もしないぞ、ちゃんとやれ」「今、後から自分(村井知事)は入ってきたけど、お客さんが入ってくるときは、自分が入ってきてからお客さんを呼べ」と、村井知事を何度か指差しながら叱咤した。

さらに「いいか、長幼の序がわかっている自衛隊ならそんなことやるぞ。わかった?」と強い口調で続けた。村井知事が「はい」とこたえると、松本復興相は、取材に来ていた報道人に、「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか皆さん。書いたらもうその社は終わりだから」と述べた。

このやりとりを報道したのは、東北放送のニュース番組「TBCニュース」。ニュース映像がYouTubeにアップされると、「怒り心頭」「脅迫の現場」「大臣でも、知事にタメ口、命令は失礼」といった松本復興相の抑圧的言動への批判がツイッター上に相次いだ。

「オフレコ」発言については、「言論抑圧」「マスコミへの圧力」「ジャーナリズムへの全面的な宣戦布告」といった指摘のほかに、「オフレコの強要に従わなかった東北放送を支持」という意見もあり、新聞やTVがどう報道するのか注目される。(オルタナ編集委員=奥田みのり)

Youtubeの動画はこちらから

2011年7月4日(月)9:59

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