記事のポイント
- 営業や広報などのビジネススキルを生かして、NPOに関わる人が増えてきた
- NPOでのプロボノをテーマにしたイベントに100人超が参加した
- 社会課題が複雑化する中で、スキル特化型のプロボノがNPOを後押しする
営業や広報、ITなどのビジネススキルを生かして、NPOに関わる人や転職を考える人が増えてきた。日本ファンドレイジング協会がこのほど開いたオンラインセミナーには100人以上が参加し、NPOへの関わり方を話し合った。(日本ファンドレイジング協会=宮下真美)
日本ファンドレイジング協会はこのほど、オンラインイベント「ビジネススキルを活かして社会貢献」を開いた。ビジネスパーソン中心に100人以上が参加した。
同イベントには、NPO支援に取り組む中間支援組織である、NPO法人二枚目の名刺、認定NPO法人サービスグラント、NPO法人ETIC.の担当者が登壇し、プロボノや転職支援など多様な関わり方を紹介した。
イベント終了後のアンケートでは、「ファンドレイジングについて学びたい」「プロボノ活動を始めたい」「NPOでの副業・転職を検討したい」といった声が寄せられ、参加者の多くが新たな一歩を踏み出すきっかけを得たことがうかがえた。イベントではファンドレイジングの基礎についても解説した。