サステナ経営塾2025:[サステナ経営検定2級試験の過去問演習と解説]木村則昭・Nick’s Chain代表・株式会社オルタナ オルタナ総研フェロー

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オルタナは2月18日、サステナ経営塾第21期下期第5回を開いた。第2講には、Nick’s Chain代表でオルタナ総研フェローの木村則昭氏が登壇し、サステナ経営検定2級試験の過去問演習と解説を行った。

Nick’s Chain 代表、株式会社オルタナ オルタナ総研フェローの木村則昭氏

・サステナ経営検定は、オルタナとサステナ経営協会が共同で運営する、日本で唯一のCSRに関する検定試験である。2級は、3級合格者やサステナビリティ経営・SDGsに関心がある社会人、研究者などを対象としている。これまで2級は計15回実施され、受験者の累計は8,809人、合格者数は4,754人に上る。

・2級の合格者数トップは株式会社みずほファイナンシャルグループの1,766人。2位は株式会社オリエントコーポレーションの278人、3位は株式会社日立ソリューションズ・クリエイトの113人となっている。

・試験は選択式25問、記述式2問で構成され、正答率80%以上で合格となる。試験時間は100分で、選択式と記述式それぞれに50分ずつ配分することが推奨されている。

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・木村氏は学習のポイントとして、①テキストを2度通読し、キーワードにマークを付けること、②直近2回分の過去問を一度解くこと、③公式勉強会への参加、または模擬試験の受験――の3点を挙げた。

・選択式で高得点を狙うためには、「必ず全設問に回答すること」が基本だとし、「1問2分を目安に解くこと」を推奨した。時間配分に留意しつつ、設問文を丁寧に確認することが重要だとした。

・記述式は各400字以内で解答する。木村氏は「400字しっかり書くこと、最低でも395字は書いてほしい」と述べた。採点は加点方式のため、「押さえるべきキーワードを漏れなく盛り込むことが重要。それぞれ10個程度のキーワードを書き出し、それを基に文章を構成してほしい」とアドバイスした。

・2025年版の公式テキストでは、第1章に「グリーンウォッシュ」、第2章に「米国における『反ESG』の動き」が追加された。さらに2026年版では、第2章に「コーポレートガバナンスの基礎」が新たに加わっている。木村氏は「新規追加範囲は出題頻度が高い傾向にある」とし、重点的に学習するよう呼びかけた。

・講義では、演習問題を解いた後にグループワークを行い、その後、受講生からの質問に答えた。「検定も活用しながらサステナビリティを社内に浸透させたいが、どのように進めればよいか」という質問に対し、木村氏は自身の経験を踏まえ、「トップダウンとボトムアップの両方が重要」と述べた。

・さらに、「社内浸透の度合いは、サステナビリティやESGといった概念を共通言語として会話できる人がどれだけいるかで測ることができる。まずはトップダウンで、社長のコミットメントが不可欠。そのうえで、ボトムアップをいかに促進するかが鍵となる。部門ごとにサステナビリティリーダーを選出し、定期的に研修を実施するほか、ローテーションを図ることで、徐々に社内で共通言語による対話が可能になる」と説明した。

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サステナ経営塾

株式会社オルタナは2011年にサステナビリティ・CSRを学ぶ「CSR部員塾」を発足しました。その後、「サステナビリティ部員塾」に改称し、2023年度から「サステナ経営塾」として新たにスタートします。2011年以来、これまで延べ約700社900人の方に受講していただきました。上期はサステナビリティ/ESG初任者向けに基本的な知識を伝授します。下期はサステナビリティ/ESG実務担当者として必要な実践的知識やノウハウを伝授します。サステナ経営塾公式HPはこちら

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キーワード: #サステナビリティ

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