コンビニおにぎりがアフリカの給食支援に

対象商品の「十六穀米入り豆ひじきおにぎり」126円(200キロカロリー)

NPO法人テーブル・フォー・ツー(TFT、東京・港)とJR東日本リテールネットは、1月15日から2月4日まで、駅のコンビニ「ニューデイズ」で、社会貢献キャンペーンとして、パンやおにぎりなどの寄付つきヘルシー食品の販売を始めた。

このキャンペーン「カラダにいいコト ココロにいいコト LOVE&EAT for Africa」では、対象商品を購入すると、代金の3パーセントが寄付金として、TFTを通じてアフリカの学校給食になる。本キャンペーンは、2010年からTFTとニューデイズが続けている「カラダにいいコト ココロにいいコト」キャンペーンシリーズの第5弾にあたる。

対象となる商品は、「十六穀米入り豆ひじきおにぎり」(126円)や「ライ麦入りパン使用10品目サラダサンド」(248円)など、生活習慣病やメタボリックシンドロームの改善に役立つヘルシー食材の使用やカロリーダウンした商品で、31品目並ぶ。買って食べるだけという気軽さに加えて、消費者の健康志向と社会貢献を、同時に実現する一石二鳥の仕組みが、本キャンペーンの特徴だ。

支援先のルワンダの生徒と学校給食

「カラダにいいコト ココロにいいコト」キャンペーンは、過去4回の実施で、合計約3037万の寄付金が集まり、108万食以上の学校給食をアフリカの開発途上国に届けた。

第3弾、第4弾を実施した2012年では、寄付金の半額を、東日本大震災の被災者の食事支援に当ててなお、アフリカの生徒約2000人の、1年間の給食費を賄えるほどの、大きな支援となっている。(オルタナ編集部=副島久仁彦)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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