東北大学「トシケン」が描く東北のまちづくり

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トシケンは2009年、街道のにぎわいを取り戻したい福島県桑折町(こおり)からの業務委託として町民と一緒にソーシャルコミュニティスペース「カフェ図書まゆたま」を作った。この店はカフェを併設した図書館で、放射能被害を乗り越え、1日オーナーや運営者を公募しながら続けている。

2010年には、宮城県仙台市宮城野区でも人材育成事業から「MIYAGINO UP PROJECT」(MUPP、通称マップ)の一員として、仙台CITY FM ラジオ3 (FM76.2)でまちの魅力を伝える番組制作を試みていたという。

震災のあった2011年には、宮城県仙台市で開催3年目になる音楽祭「原町本通ON楽祭」に参加し、全員に参加賞を出す「原町七夕ウルトラクイズ」や来年の自分に手紙を書く「未来への手紙」などを企画した。

このほか、仙台の鉄砲町のまちづくりや、まちと寺が一緒になって平泉を明るくしていこうという岩手県奥州市平泉浄土のあかりイベントなどにも参画してきた。

そして、この3月に卒業する西塔さんに代わって新代表も決まり、また活動が後輩に引き継がれることになった。

「カフェ図書まゆたまには、トシケンからまちづくり関係の事例集の本を贈らせていただきました。もっとまちの人同士をつなぎ合わせることができたら――。まだまだヨソモノの学生ができることがあるはず。失敗しても何かを変えるような熱気がまちの人に伝えられる活動ができたら、まちの人も元気になると思います」(西塔さん)

(今一生)

東北大学・都市まちづくり研究会

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2013年3月15日(金)12:34

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