電動バイクの開発・製造・販売を行うテラモーターズ(東京・渋谷)は、スマートフォンとつながる機能を搭載した電動バイク「A4000i」「A4000」を発表した。スマートフォンを搭載できる電動バイクが量産されるのは世界初だ。アジアを中心に、2015 年末までに全世界で10 万台の販売を目指す。(オルタナ副編集長=吉田広子)
この電動バイクには、オリジナルのリチウムバッテリーを搭載し、東南アジアで普及する中国製などのバッテリーの約5倍にあたる走行距離約5万キロを実現。簡単に取り外すことができるため、充電設備のないマンションに住んでいる人でも、家庭用の100V コンセントで充電することができる。
今回発表されたアプリケーションでは、走行時の電力消費、バッテリー残量、走行時の各種データについて、スマ-トフォンを通じてクラウドデータベースに上げることが可能。中長期的には新興国でビックデータを解析し、パーソナライズされた広告をはじめ、各種ビジネスに応用していくことを狙いとしている。