女子の理工系進学に支援を―国際NPOが日本に呼びかけ

【ベルギー】

世界中で女子の理工系進学を奨励するNPOがある。その名は、「グリーンライト・フォー・ガールズ」(略称G4G、本部ブリュッセル)。2010年に設立され、P&G、シスコシステムズなど有数の企業が支援して、世界30カ国で活動するが、G4Gでは日本の企業や有志が支援に立ち上がらないと警鐘を鳴らす。経済協力開発機構(OECD)も理工系における女子比率の向上を重要課題に掲げているが、今年9月の報告によれば、日本は調査国中最下位と振るわない。(栗田 路子)

SDGsの教育目標として、日本企業がSTEM分野への女子支援が期待される (C)G4G
SDGsの教育目標として、日本企業がSTEM分野への女子支援が期待される (C)G4G

国連は昨年秋に「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択し、この中の教育目標で男女格差の是正を強く打ち出している。OECDはこれを受けて、STEM分野(国際的に一括して言われるScience, Technology, Engineering, and Mathematicsの略称)での女子比率向上を重視している。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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