小田急ロマンスカー、運休でも名物弁当売り切る

小田急電鉄の「特急ロマンスカー」が運休した場合に、車内販売するはずだった弁当をネット販売する取り組みが26日、始まった。これにより、国内で社会課題になっているフードロス削減につなげる。コークッキング(東京・港)が運営するウェブプラットフォーム「TABETE(タベテ)」を通じて消費者に届ける。(オルタナ編集部=堀理雄)

対象商品は小田急レストランシステムが小田急のロマンスカー車内で販売する「あしがら弁当」(税込み1000円)。ロマンスカーでしか販売しない名物弁当だ。事故や天候不良などで運休の場合には680円(税込み)でTABETEに出品し、アクセスした顧客がカード決済し、新宿駅西口コンコースで受け取る。廃棄の可能性が高い弁当を売り切ることでフードロス削減を進める。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #フードロス

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