PDCAよりSDCAが大事、標準化なくして改善なし

■第4回トヨタNPOカレッジ「カイケツ」開講記念スピーチ
古谷健夫・クオリティ・クリエイション社長講演

NPOなど非営利組織のマネジメントや組織課題の解決をサポートする「トヨタNPOカレッジ『カイケツ』(主催・トヨタ財団)が5月13日、開講した。今年で4回目で、半年にわたり1カ月に一度、東京に集まり、ワークショップや結果発表を行う。今年3月までトヨタ自動車の品質管理に40年以上携わってきた古谷健夫クオリティ・クリエイション社長の講演とワークショップが皮切りとなった。(オルタナ編集部)

登壇した古谷氏=5月13日、新宿三井ビルディングで

世の中には、たくさんの経営本や「トヨタ本」が出ていますが、ポイントはただ一つ。「現状の姿から「目指す姿」(ビジョン)にどうやって到達するか」です。

改善、革新、イノベーション、課題達成、方針管理などレベルを高める取り組みを通じて、問題解決をし、レベルを高めていくことです。

例えば、クルマを選ぶ時に期待することは? レストランに行く時に期待することは? 高級ホテルに泊まる時に期待するのは? 病院なら?

いまお答えいただいたもの、すべて「品質」なのです。品質とは何か。それは対象とするものの「よしあし」「値打ち」です。

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..