フランスでも布マスクを無料配布、市町村が担当

モントルイユ市がマスクと一緒に配布したチラシ。マスクの付け方、はずし方、洗い方、乾燥の仕方をイラストで説明している。

筆者の住んでいるパリ郊外のモントルイユ市では、11万枚が必要だった。市は同じ県内の自治体と合同で4月に50万枚を発注していたが、工場からマスクを運ぶトラックが強盗に遭い、この時の市の注文数5万枚分を再発注しなければならなかった。

しかし、別に6万枚を発注していたので、14日には郵便受けにビニール袋に入った黒い布マスクと使い方を示すチラシが入っていた。郵送ではなく、直接配布だった。チラシには、家族の分を入手する方法が書いてあった。

それによると、住所の近くの体育館に決められた日時に身分証明書と家族手帳を持って家族の人数分を取りに行く。同居する家族の人数は家族手帳で確認できる。マスク着用義務は11歳以上なので、それ以下の年齢の子どもの分はない。

身分証明書にある住所と今の住所が違う場合は、電気代の領収書など、住所がわかるものを持っていく。日時の予約は電話かインターネットで行う。

パリ市は白いマスク220万枚を複数の国内製造業者に発注した。市のサイトで空きがある日にちと時間帯を選び、名前、住所、生年月日、メールアドレスを登録する。メールで送られた引換券を持って、市内の薬局に取りに行く。

ネット登録時に、妊婦、障害者、70歳以上の人などが家族にいるかどうかを聞かれる。該当者がいる家庭は、在庫が切れた後、次の発送品が来た時に優先的にマスクがもらえる。パリでも11歳以上が対象で、1家族6枚までと決められている。

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2020年5月26日(火)13:27

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