新型コロナワクチン購入を巡る、米政府の動向

米政府が12月14日から新型コロナウイルスのワクチン接種を始めた中、トランプ政権が1億回分のワクチン購入を見送っていたと米ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。このワクチンはファイザー社製で、同社は1億回分を英国など海外に振り向けた。初回に出荷されたファイザー社製のワクチンは290万回分にとどまり、医療従事者に行き渡るに十分ではなかった。12月23日、米政府はようやくファイザーから追加で1億回分のワクチンを購入すると発表した。

ワクチン接種のために列をなす医療従事者および関係者(米国オレゴン州)。写真を提供してくれた友人は、「日々、感染の恐怖を感じていた。これで少し安心できる。最高のクリスマスプレゼントだ」と語った
midoriyamanaka

山中 緑・米ポートランド

北海道オホーツク育ち。ローカル新聞社を経営する両親のもと、地域の産業や街づくりを身近に感じて育つ。海は冬になると氷が流れてくるものだと思っていた。札幌の短大を卒業後、タウン誌の編集部勤務を経て1999年に単身渡米。アートセンターカレッジオブデザインにてコミュニケーションデザインを学び、学士号取得。デザインをベースとしたコミュニケーションの仕事に従事。2007年に独立。2013年に帰国するも、2018年に不登校の娘と二人で再び渡米。シングルマザー。執筆記事一覧

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キーワード: #新型コロナ

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