箱根町でEV充電有料化に向けた実証実験

NECは11日、自治体によるEV(電気自動車)向け充電サービスの有料化に向けた実証実験を神奈川県と行うと発表した。民間で進む充電サービスの有料化を踏まえたもので、認証課金システムを試験的に導入して運用面、コスト面等での課題を検証する。

実証実験を行うEV充電施設

同実験では箱根町役場前の急速充電器2台に、ネットワークを通じて利用者認証などを行う認証課金装置を設置。NECのEV充電クラウドとの連携により、民間の有料充電サービスである「ジャパンチャージネットワーク」と「EVサービステーションネットワーク」の会員がカードを用いて認証を行い、充電器を利用できる仕組み。

実証期間は1月21日から3月29日だが、充電器の利用は実証期間中も引き続き無料で、実験終了後も当面は無料となる予定。(オルタナ編集部)

NEC プレスリリース

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..