これらの広島県の子育て支援の取り組みによって、県内の男性の育児休業取得率は1.2パーセント(2010年度)から4.6パーセント(2011年度)に上昇し、全国平均の2.63パーセント(2011年度)に大きく差をつける成果を残している。
男性の家事・育児に関わる1日あたりの時間も、全国最下位の19分(2006年度)から全国6位の53分(2011年度)に急増し、全国平均の39分(2011年度)を大きく上回った。
同県の合計出生率も2004年度から上昇傾向にあって、2011年度では1.53パーセントを出し、全国で12位、政令指定都市を抱える都道府県では1位になっている。(オルタナ編集部=副島久仁彦)