配財プロジェクトは、工場で製造過程から出る廃材をもっとエコで楽しくポジティブに生かすことを目的に、平均約40歳の工場の若手後継者を中心に2012年2月に結成された。
主な活動は、モノづくり体験ワークショップ、配財プロダクト、イベント企画の3つだ。
ワークショップでは、子どもたちに地域の産業をワークショップで感じてもらおうと、町工場の配財を使った万華鏡づくりをこれまで 約 3000人に体験してもらった。工場見学後にその場から配財を持ち帰って、万華鏡をつくる特別ワークショップも人気だ。今年はおもちゃメーカーとコラボで配財を使った新しいワークショップも始める予定だという。
配財プロダクトでは、商品化の可能性を持つ工場の廃材をピックアップして、モノづくりの現場とデザイナーやクリエイターとのコラボレーションが行われている。工場、デザイナーとで議論を重ね、商品化できそうなものをさらにブラッシュアップし、商品化を目指す。