アフリカ開発会議に日本の技術が集結、アフリカで地雷撤去も

日立建機が製作する「対人地雷除去機」

3日に閉幕した第5回アフリカ開発会議(TICAD V)の公式イベント「アフリカン・フェア2013」には日本の技術が集結した。80近い日本の企業・団体が、食品、医療、電力、情報通信、環境保全、水、交通、衣料などのテーマで、アフリカ市場で受け入れられている、または受け入れられそうな自社製品を展示した。

多くの来場者が足を止めたのが、日立建機が製作する「対人地雷除去機」だ。この建機は油圧ショベルをベースとした高い機動性と汎用性を併せ持つ。ビット付きドラムを高速で回転させ、土の中の埋まっている地雷を粉砕する。アタッチメントを交換すれば、さまざまな環境の地雷への対応が可能だ。モザンビークやアンゴラ、カンボジア、アフガニスタン、コロンビア、ニカラグアなど9カ国で107台が稼働中。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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