「福島サウンドスケープ」――音が伝える3.11後、そして検閲事件

サウンドスケープの提唱者、マリー・シェーファーは、批評性を持って自分たちでより良い音環境を作りあげる「内側からのデザイン」にこそサウンドスケープ・デザインの真髄があるとする。永幡さんは、福島サウンドスケープはこの根本に沿ったものだという(同書)。

サウンドスケープには、責任の所在を曖昧にして一般論に回収する社会性ではなく、原因と責任を厳しく追及する政治性のアプローチが必要に思う。
耳を澄ませば、色々なことが分かってくる。

◆ 福島サウンドスケープ

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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