サウンドスケープの提唱者、マリー・シェーファーは、批評性を持って自分たちでより良い音環境を作りあげる「内側からのデザイン」にこそサウンドスケープ・デザインの真髄があるとする。永幡さんは、福島サウンドスケープはこの根本に沿ったものだという(同書)。

サウンドスケープには、責任の所在を曖昧にして一般論に回収する社会性ではなく、原因と責任を厳しく追及する政治性のアプローチが必要に思う。
耳を澄ませば、色々なことが分かってくる。

◆ 福島サウンドスケープ

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