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大学生 11 名が丹念に取材し、被災地福島県“いわき市”の今と未来を描いたドキュメンタリー映画『いわきノート FUKUSHIMA VOICE』公開決定!2014 年 5 月 10 日より、渋谷アップリンクほか全国順次公開
平素より、お世話になっております。この度弊社アップリンクでは、筑波大学創造的復興プロジェクトと共に、震災後二年半経った 2013 年 9 月に、福島県いわき市を舞台に撮影した『いわきノート』を 5 月 10 日に公開する運びとなりました。 貴媒体にて、ご紹介の程ご検討下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。
大震災と原発事故から 3 年、フラガールの故郷・福島県いわき市で暮らす人びとと、それぞれの思い。
11 人の大学生のまなざしによって紡がれる、被災地の今と未来
福島県の南部に位置し、福島第一原発から最寄りの都市であるいわき市。かつて炭鉱の賑わいや、映画フラガールで知られる街だ。東日本大震災では 446 名が犠牲となり、現在も福島第一原発の周辺町村から2万人以上の避難を受け入れている。
放射能、環境変化、風評被害、様々なストレスが住民たちに重くのしかかっている中、職業も年齢も考えも異なる人々が集い、自らの震災の記憶や思いを語る場として、「未来会議 in いわき」が開催されている。
なめこ農家、子供を津波で失った漁師、いわきで子育てする母親たち、保育士、教師。高校生、サーファー、今なお仮設住宅で生活する人。過去、現在そして未来に向けて、戸惑いながらも、前に進もうとしている人々の姿が、対話によって浮き彫りになっていく。
カメラを参加者に向け、耳を傾けてインタビューするのは、つくば大学に在学する 11 人の学生たち。「福島の人々の声を世界に」を合言葉に映画制作に挑む。インタビューも初めて、撮影も編集も初めて、だけど目の前にいる人の思いを伝えたい。学生たちの真摯なまなざしが描く、被災地いわきの未来とは――
学生たちが取材して集めた、いわき市に住む人々の声
失ったものを惜しむのはそろそろ終わりにする時期。残されたものや新しく手に入ったものを数えれば、明日に繋がると思うのね。(仮設住宅住民ボランティア)
事故後2週間の時点で保育園の再開を決めたのは、いわきを動けない人たちが居るから。その現実を私たちは受け止めなくてはならない。(保育園理事長)
大学で友達になった子に出身を聞かれて福島だと答えると、たいてい「大丈夫?」と聞かれて複雑な気持ちになる。何とも言えないモヤモヤ感。(大学生)
取材・撮影:有馬俊 岡崎雅 佐々木楓 佐藤優大 三藤紫乃 鈴木絹彩 鈴木ゆり 太智花美咲 千葉美和子 津澤峻 中川慧介(筑波大学 2013 年度在学生)協力:未来会議in いわき 音楽:江口拓人 編集:島田隆一 製作担当:飯田将茂 橋本友理子(筑波大学)プロダクション・マネージャー:林剛人丸(筑波大学) プロデューサー・アシスタント:倉持政晴ラインプロデューサー:大澤一生 プロデューサー:浅井隆 エグゼクティブプロデューサー:窪田研二 制作:有限会社UPLINK 製作:筑波大学創造的復興プロジェクト (2014/日本/86min/HD/ドキュメンタリー) (C)筑波大学2014
2014 年 5 月 10 日より、渋谷アップリンクほか、未来にむけて公開!
http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~cr/iwakinote/