千本桜で有名な奈良・吉野の桜はヤマザクラですが、この地も危機にさらされています。
参照記事)「世界遺産が危機、1300年続く吉野桜を次世代へ」
昨日、ある大手企業が、吉野の桜を守るためのコンサートを開きました。渋谷のコンサートホールはほぼ満員の盛況で、こうしたイベントが、より多くの市民の意識を変えていくとしたら素晴らしいと感じました。
満開の桜には、たくさん大事なことが秘められています。これと同様に、世の中には貧困や格差、環境問題、人権など、普通に暮らしているだけでは気付かない、大切な問題がたくさんあります。これを伝えていくのがオルタナの役目なのだ、と桜を見ながら改めて意を強くしました。(オルタナ編集長 森 摂)