大川印刷(横浜市)は7月16日、横浜市の官民連携事業として「食材ピクトグラム」の開発を進め、今年11月に横浜市で開催されるAPEC首脳会合の開催にあわせて導入をめざすことを明らかにした。
ピクトグラムは絵文字を意味し、非常口や交通標識などさまざまな場所で利用されている。食材ピクトグラムは、アレルギー体質などによって食べられない食品がある人々に対して、料理などの使用食材を視覚的に伝える役割を持つ。特定原材料アレルゲンをもとに14種の食材を選定した。
開発は大川印刷、NPO法人インターナショクナル、NDCグラフィックスが横浜市共創推進事業本部の協力を受けながら進める。7月20日から8月6日まで、横浜ロイヤルパークホテル内のラウンジを使用した実地モニタリングも行う。