国際協力NGOセンター(JANIC)など国内外のNGO約60団体は共同で、5月に開かれた「G7・伊勢志摩サミット」は「期待するような成果はなかった」との評価を発表した。昨年成立したパリ協定や、「持続可能な開発目標」(SDGs)に対して具体的な解決方法の議論が期待されたが、サミットの議論は骨太のコンセプトにかけた。サミットで議論された12の課題に対して5段階で評価したが、いずれも3以下、ESDの取り組みに対しては1の評価をつけた。(辻 陽一郎)
JANICと「動く→動かす」が共同事務局を務める「G7サミット市民社会プラットフォーム」は、サミット直前の23-24日、三重で「市民の伊勢志摩サミット」を開催し、市民の政策提言をまとめ宣言文を発表した。