国際環境NGOグリーンピース・ジャパンが11月21日、「お魚スーパーマーケットランキング6」の結果を発表した。乱獲による水産資源の減少を受けて、小売りの調達意識を問う年次アンケート調査で、従来の大手5社対象から、今年は15社対象と3倍の規模で実施。うち12社が回答し、絶滅危惧種4種を扱わないコープネット事業連合が、初参加ながら常連首位のイオンに次ぐ2位と健闘した。(瀬戸内 千代)
アンケートでは、「調達方針」の有無にはじまり、その詳細を定めた基準の有無、トレーサビリティーの徹底、水産卸などサプライヤーに対するイニシアチブ、絶滅危惧種の取り扱いなどについて取り組みの現状を聞き、回答内容を採点した。