イオン、有料レジ袋で排出権購入

イオンは8月12日、有料レジ袋収益金の活用で8月4日に約1万5千トンのCO2の国内排出権を購入したと発表した。

同社では2007年より店舗でのレジ袋の無料配布の中止に着手。今年7月までに全国739店舗で実施し、来年中に1000店舗以上に導入するという目標を掲げる。有料レジ袋の収益の約半額を国内クレジット制度を通じた排出権の購入に充てている。

今回購入した国内排出権は石油系燃料の木質バイオマス化事業が対象で、同制度での1社単独の購入量としては過去最大という。同社ではカーボンオフセットキャンペーンやエコギフトなどの活動により、今年度は国連認証済分を含めて合計で約3万6500トンのCO2排出権を購入する計画だ。(斉藤円華)

イオン プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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