[Sustainablebrands.comから転載]
ILO(国際労働機関)とウォーク・フリー財団が発表した最新(2017年9月)のレポートによると、2016年時点で全世界には推定4030万人が現代の奴隷制の環境で働かされているとされ、また強制労働の被害者は推定2490万人とされている。さらに1600万人が企業活動から搾取されており、そのうちの約半分が「借金による束縛」に関わっている。(SB-J コラムニスト・下田屋 毅)
発展途上国だけでなく先進国においてもこれら現代の奴隷制、強制労働は存在しているが、この中で特に問題とされているのが、労働者や求職者の雇用手数料の負担である。