[Sustainablebrands.comから転載]
国際NGOウォーターエイドは「世界水の日」の22日、『水の格差――世界の水の状況2018』と題する報告書を発表し、世界の8億4400万人が安全な水の入手に困難をきたしていると指摘した。水の入手が最も困難な国の1位はエリトリア、次いでパプアニューギニア、ウガンダだった。世界的に水資源の枯渇が深刻化する中、安全な水を平等に利用するには、各国政府や水・衛生関連の企業による支援が必要だと同NGOは提言する。(オルタナ編集部=小松 遥香)
8憶4400万人という数は、水源までに往復30分以上かかる場合と衛生的に問題のない水が調達できる給水設備があるかどうかをもとに集計している。ウォーターエイドは、最貧困層が清潔な水を入手できない6つの要素を分析した。