拡大版SDGsアクションプラン2018

筆者は「ESG/SDGs時代における共有価値の創造」セッションで、進行役を務めた。スピーカーとして一橋大学大学院国際企業戦略研究科の名和高司特任教授、住友化学の新沼宏常務執行役員、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の吉高まり主任研究員が登壇した。次の通り、その模様はSB東京のサイトでレポートも出されている。
http://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1190412_1501.html

■ 拡大版SDGsアクションプラン2018
「拡大版SDGsアクションプラン2018」は総理大臣官邸で開かれた持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第5回)で決定された。

同プランは前回(昨年12月)会合の総理指示も踏まえ肉付けされ、その冒頭には「経済財政運営と改革の基本方針2018」と「未来投資戦略2018」にSDGsが掲載されたことが明記されて、8分野のSDGs重点パッケージが整理されている。

G20等を開催する2019年に向けて構築・発信していく日本の「SDGsモデル」の3本柱,すなわち,(1)SDGsと連動した官民挙げた「Society 5.0」の推進,(2)SDGsを原動力とした地方創生,(3)SDGsの担い手である次世代・女性のエンパワーメントに沿って,昨年12月のアクションプランを更に具体化・拡大したものだ。

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笹谷 秀光(CSR/SDGsコンサルタント)

東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年~2019年4月伊藤園で、取締役、常務執行役員等を歴任。2020年4月より現職。著書『CSR新時代の競争戦略』日本評論社・2013年)、『協創力が稼ぐ時代』(ウィズワークス社・2015年)。『 経営に生かすSDGs講座』(環境新聞社・2018年)、『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし 執筆記事一覧 

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