音の空間調整でワインが美味しく変わるスピーカー

有限会社エムズシステムは3月25日に帝国ホテル桜の間にて第400回記念「演奏家のいない演奏会」を開催しました。小さなひとつのスピーカーから紡ぎ出される豊かな音色が空間全体に広がるのを体感していただく催しです。

第400回記念「演奏家のいない演奏会」

その中で行われたのが帝国ホテルのトップソムリエを招いてのワインテイスティングです。空気の振動のことを音と呼んでおり、音の質が変われば、空気の質も変わり、その空間自体の質も変わることを、ワインの味の変化でも体感してもらうのがこのワインテイスティングです。

特に赤ワインは進化の途中で抜栓され、その日その時の空気と交わることでそのワインの味が決定されるので、空気の質が変わればワインの味も変わるはずです。

「このスピーカーを聞く前と後ではワインの味が変わる」ことが帝国ホテルのトップソムリエによって明らかにされました。波動スピーカーに「空間調整効果」があることが証明された瞬間です。

会場で参加されていた約200人のお客さまも(ソムリエも含め)味の変化を体感され、手を挙げて認めています。

味が変わったと手を挙げる参加者ら

会場になった帝国ホテルをはじめ、パレスホテルやザ・リッツ・カールトン東京など、おもてなしを大切にする一流のホテルへの導入が続いています。また、現在はホテルだけでなく商業施設、飲食店、オフィスなどにも音によるエア・コンディショナーという考え方に共感し、採用される法人が相次いでいます。

ひとつのスピーカーで空間全体に満ち渡る豊かな音が居心地の良い空間、リラックスできる環境を実現します。

「音の質」は「空気の質」そのものです。生の楽器や人の声と同ように空間全体に広がるこのスピーカーから満ち渡る音は空気を微細に振動させ、環境を心地よく整えてくれます。

その効能を認めたお客様とそこで働く従業員を大切にする「おもてなし企業」が第三のエアコン(空間調整)として採用し始めています。この特長と機能を最大限に活かし、これらの企業は来店、来場のお客さまだけではなく、働く人たちの環境もより高め、居心地の良さとリラックス感を追求しています。

空間の質を保ち高めるために、第一のエア・コンは温度と湿度をコントロールしていました。第二のエア・コンと呼ばれるのが「空気清浄器」で、ニオイとホコリを取り除き、お部屋をクリーンに保ちます。

そして音による第三のエア・コンが登場し、いま居心地の良い空間、リラックスできる環境の実現のために活用され始めました。

こうして出来上がる環境はメンタルヘルス(職場における心の健康)という観点からみても効果的な空間創造につながり、社会的な問題の解決の糸口にもなると注目されています。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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