休眠預金30億円、その活用方法は?

休眠預金の指定活用団体である日本民間公益活動連携機構(JANPIA/東京・千代田)は11月から12月にかけて、資金分配団体プログラム・オフィサー育成研修を実施した。POは助成プロジェクトの実施にあたり運営管理や評価を行う人材だ。2019年度は、資金分配団体22団体・24事業(最長3年間)に対し、総額約29.8億円が助成される。(オルタナ副編集長=吉田広子)

休眠預金とは10年以上にわたって取り引きをしていない口座に眠っている預金のことで、毎年約1000億円が発生しているとされる。この預金を社会課題の解決や民間公益活動のために活用する制度が「休眠預金等活用法」だ。

2018年1月1日に同法が施行され、2019年1月1日以降の休眠預金が民間公益活動に充てられる。2019年度分の休眠預金の総額は2020年6月に公表される予定だ。

■22団体・24事業に30億円を助成

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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