テスラ、トヨタと提携しEV生産へ

米国のEV(電気自動車)メーカーのテスラモーターズは、5-6年後をめどに世界市場向けに年産20万台を目指すことを明らかにした。

来日した同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が11月12日に記者会見で語った。同社は今年5月、トヨタ自動車から5千万ドルの出資を受けEV事業で提携。今月17日から米ロサンゼルスで開催される自動車ショーに、トヨタのスポーツ多目的車(SUV)をベースに共同開発した「RAV4EV」を出展する。マスクCEOは「トヨタは世界一の大量生産の知識を持っており、それを学べる」と述べ、事業拡大に意欲を示した。

走行時の環境負荷が低いEVへの注目度は高いが、国内での普及台数は08年末でわずか8900台(次世代自動車振興センター調べ)。09年からは日産、三菱など大手メーカーが一般向けにEVを発売し、市場拡大の期待が高まる。(オルタナ編集部=石井孝明)11月16日

トヨタ、テスラ共同会見(動画)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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