■オルタナ本誌62号 「地域金融トピックス4」 から
文・綴り屋はちどり

「働き方改革」の名のもと、国が兼業・副業を促進する時代。コロナの影響で働き方の多様化もますます進んだ。こうしたなか、自治体や中小企業の抱える課題と、これをビジネスチャンスと捉える志の高い人材とをつなげるマッチングサイトが近年、増えている。

このたび福島県は金融庁と協力し、首都圏の人材と人手不足に悩む中小企業のマッチングを始めた。県内事業者の課題をプロジェクト化し、金融機関と連携して専門スキルやノウハウを持つ副業人材を紹介する。事業者の発掘と経営課題の明確化には、地銀や信金の情報網が欠かせない。6月18日にオンライン開催されたセミナーには、県内15の金融機関が参加。実際に副業する都内の会社員も体験談を語った。

経営環境の厳しさが増すなか、地域を超えた新しい関係性が地方の活力を生むことが期待される。

*雑誌「オルタナ」62号(第一特集「エシカル消費、SDGsが牽引」)は9月30日発売