【連載】エコでヘルシーな食空間

鎌倉の長谷駅から大仏通りを海に向かい徒歩1分。2016年4月にオープンしたBASIC(ベーシック)は、あたたかみのあるウッドデッキと、クラシックな黒のチョーク看板が特徴のコーヒースタンド。木製枠のガラス戸を開けると、シンプルな装飾の店内にコーヒーの芳醇な香りが漂う。(岡村 貴子)

1 低温でじっくり焼いた豚肉を裂き、オリジナルソースで味付けしたプルドポークとチーズのホットサンド(760円)、コーヒーフロート(680円 2 ピスタチオとストロベリーのアイス(500円)、自家製アーモンドオレオクッキー(220円) 3 広い奥行きのある店内 4 アメリカ西海岸にしばらく住んでいたオーナー小菅さん。このボードを見て外国人も気軽に入店する

観光地である鎌倉の駅近店にもかかわらず、客の7割は地元の人々だという。小さな子どもを連れた家族から、近隣の店舗経営者など、皆ここに来ることがまるで生活の一部であるかのように足を運ぶ。その居心地の良さは気負いせずに過ごせる落ち着いた空間と、オーナーである小菅幸大さん・あみさんご夫婦の飾らない人柄がつくりだしているようだ。

「コーヒーは毎日飲んでも飽きのこない味を心がけ、オープンからブレンドは変えていません。好きなものを少しずつ形にしてお店づくりをしています」(小菅さん)

人気のメニューはホットラテと直火フライパンで焼く香ばしいホットサンド。ミートボールとチーズ、照り焼きチキンとたまご、プルドポークとチーズの3種。軽食は必要な分だけを仕込むため食品ロスはゼロ。店先には種から育てたハーブのプランターが並ぶ。お寺巡り、大仏拝観の合間にぜひ立ち寄りたい。

BASIC
住所:神奈川県鎌倉市長谷2-17-6-A
TEL:080-9562-3716
営業時間:9:00〜18:00
定休日:火曜
座席数:10席

岡村貴子おかむら・たかこ
オーガニックを通じて新しい価値を暮らしやビジネスに導く案内人。近年はウェルネスまで活動範囲を広げ、執筆、コンサルタントを行う。著書に「オーガニック入門」。「おつかれ女子のウェルネス手帳」(幻冬社)。