なぜ支払う?「入学しない大学への入学金」

都内の大学に通う学生有志はこのほど、入学しない大学に入学金を支払っている現状を問題視して、オンライン署名を立ち上げた。学生たちの調べによると、都内の私大の一般的な入試方法の4割が入学金の納付期限が2月中であり、3月に合格発表がある国公立などが第一志望の場合、行くか行かないかに関わらず、30万円程度の入学金を支払わないといけない状況にあるという。署名の提出先は文科省、各党の党首、私大が加盟する団体などで、現在までに約3万人からの署名が集まっている。(オルタナS編集長=池田 真隆)

日本の受験生は入学しない大学に平均で30万円の入学金を支払っているという
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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