コロナ禍で「生理の貧困」が顕在化した意味(2)

生理用品が購入できず代替品などを使わざるをえない状況、いわゆる「生理の貧困」に社会の注目が集まっている。日本でも、自治体や学校単位での無償配布など動きも見られるようになってきた。しかし「生理の貧困」はコロナ禍で顕在化するまで、隠れた貧困といわれてきていた。そこには、生理をタブー視する社会意識が関係している。本稿では生理に対する意識の変遷を、従来の生理のイメージを覆すことにチャレンジしたコミュニケーション事例とともに考察していく。(伊藤 恵・サステナビリティ・プランナー)

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伊藤 恵(サステナビリティ・プランナー)

東急エージェンシー SDGsプランニング・ユニットPOZI サステナビリティ・プランナー/コピーライター 広告会社で企業のブランディングや広告制作に携わるとともに、サステナビリティ・プランナーとしてSDGsのソリューションを企業に提案。TCC新人賞、ACC賞、日経SDGsアイデアコンペティション supported by Cannes Lionsブロンズ受賞。執筆記事一覧

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