1円、5円でもOK 子どもが小銭で社会を変える米運動上陸

ニューヨークのペニーハーベストで集まったコイン

「ペニーハーベストプログラム」という取り組みをご存知だろうか。子ども自身が地域で募金活動などの社会貢献を行うことを通じて、コミュニティについて考える取り組みだ。1991年にアメリカで生まれ、現在、米国内の約800校で導入されている。

4―14歳の子供たちが地域のコミュニティで募金活動を行う。集めた募金の寄付先も、子どもたち自身が決める。地域の課題を子どもたち自身が調べ、寄付先を選定することを通じて、コミュニティの課題やお金の大切さについて学ぶことがねらいだ。

2007年にはニューヨークのロックフェラーセンターで、小中学生が集めた約1億円分の1セント硬貨が敷き詰められ、展示された。

このプログラムを日本で導入するためのキックオフセミナーが今年5月26日に奈良で、5月28日に東京で行われる。プログラムを設立したテディ・グロス氏が来日し、講演を行う。(オルタナS編集部=猪鹿倉陽子)

詳細 日本フィランソロピー協会
http://www.philanthropy.or.jp/contents/activity/event_pennyharvest.html

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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