スタバの室温は27度に、15%節電計画

ピーク時にはエスプレッソマシンも一部停止

東日本大震災の影響で電力不足が懸念される今年の夏。政府は企業や家庭に対して例年より15%の節電をよびかけている。そんな中、スターバックスではオフィスや店舗での15%節電計画を打ち出した。東京電力、東北電力の供給エリア内の約 530 店舗で7月~9月に節電対策を行う。

電力使用のピーク時には照明の消灯や一部エスプレッソマシンの停止、空調の温度を通常より1℃高い27℃に設定するなど、店舗の状況に応じた節電対策を行っていく。

また、独自のライトダウンプログラム「Delight in the Night(ディライト・イン・ザ・ナイト)」では楽しみながら(delight)電気を消す(de-light)ことを呼びかける。各店舗の状況に合わせて実施される見込みだ。

震災直後には数百店舗が一時営業を停止したが、「スターバックスはサードプレイス(第3の生活拠点)の提供を使命としているので、一息つきたいというお客様を温かく迎えたい」(広報部CSRチーム 松本しのぶさん)と、節電を行いながら店舗営業を行っていく。(オルタナS 猪鹿倉陽子)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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