悩みや課題の開示と共有がエコビジネスを前進させる

■小林光のエコめがね(24)■

2021年末に上梓した『GREEN BUSINESS環境をよくして稼ぐ。その発想とスキル』(木楽舎)は、お陰様でこの1年間で、初版3000部に対して2130部を買い上げていただいたと聞いた。

お堅いテーマなので、すぐには売れなくとも、中身が古くならないように考えて本を編んだ。つまり、目先の出来事を追って解説するのではなく、むしろ、出来事の背景にある考え方などを説明し、身に着けていただくように気を付けて執筆、編集した。しかし、思った以上の速い売れ行きだ、と感じている。

『GREEN BUSINESS環境をよくして稼ぐ。その発想とスキル』(木楽舎)
『GREEN BUSINESS環境をよくして稼ぐ。その発想とスキル』(木楽舎)
hikaru

小林 光(東大先端科学技術研究センター研究顧問)

1949年、東京生まれ。73年、慶應義塾大学経済学部を卒業し、環境庁入庁。環境管理局長、地球環境局長、事務次官を歴任し、2011年退官。以降、慶應SFCや東大駒場、米国ノースセントラル・カレッジなどで教鞭を執る。社会人として、東大都市工学科修了、工学博士。上場企業の社外取締役やエコ賃貸施主として経営にも携わる

執筆記事一覧

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..