独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は4月、ウズベキスタンにおけるレアメタルの共同探査、ならびに石油製品と天然ガスのマーケンティングに関する調査について、同国関係機関と覚書を締結したと発表した。
ウズベキスタンは金、タングステン、ウランなどの鉱物資源を有しているが、最近ではコンデンサに使用するタンタル、超伝導材料等に使用するニオブといったレアメタル(希少金属)の鉱脈が注目されている。今回、カシュカダリヤ地方の共同調査によって優良な結果が得られれば、JOGMECが取得した当該権益を日本企業が引き継ぐ。同国は多量の石油や天然ガスを産出するが、JOGMECは同国から情報提供を受けつつ、開発に必要な調査を行う。