ガスボンベ2本で発電、ホンダの「エネポ」人気で品切れ中

カセットボンベは別売りで、「東邦金属工業(株)」と表示のあるものを使用する

ホンダの屋外発電機「エネポ」が売れている。受注残は公表していないが、メーカー在庫は切れており、入荷までは2~3カ月待つ状態だ。2010年5月から発売を開始し、毎年約9000台を売り上げている。

カセットボンベを燃料に発電するため、ガソリンと違い持ち運びしやすく、こぼれる心配もない。カセットボンベ2本で、定格出力900ボルトアンペア(VA)を発電する。

もともと、レジャー用に開発された製品だが、東日本大震災後は、避難用品として購入する人も増えたという。

エネポ本体にコンセントを差し込むだけで、照明器具や赤外線ヒーター、パソコンなど13種類以上の電気製品を稼働させることができる。折りたたみ式のハンドルと大型キャスターがついているので、キャリーバックのように片手で移動させることが可能だ。

連続運転時間は最大で約2.2時間、本体の乾燥質量は19.5キロで、メーカー希望小売価格は104790円(税込)。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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