近畿ろうきん、社会貢献につながる定期預金を新発売

預金するだけで社会に貢献できる「社会貢献預金・すまいる」

近畿ろうきんでは、従来の「社会貢献預金」をリニューアルし、10月1日から新たに「社会貢献預金・すまいる」の発売を始めた。希望の寄付コースを選べば、預金を通して、「エコ推進」「子どもたちの未来応援」「災害復興支援」「国際協力」の活動を応援できる。

定期預金の店頭表示金利より一定金利を引き下げ、毎年3月末の残高の0.10%相当額をろうきんから活動団体へ寄付する仕組みだ。

現時点での寄付先は、「エコ推進」では、NPO法人菜の花プロジェクトネットワークと公益財団法人大阪みどりのトラスト協会。「災害復興支援」では、あしなが育英会とわかやまNPOセンター& 奈良NPOセンター。「子どもたちの未来応援」では、NPO法人日本クリニクラウン協会とNPO法人チャイルド・ケモ・ハウス。「国際協力」では、NPO法人テラ・ルネッサンスと公益社団法人アジア協会アジア友の会。

毎月1万円以上の定期預金を1年以上、継続して預け入れておくことが条件だが、その後は自動継続となる。誰でも気軽に参加できる社会貢献といえよう。

寄付先団体の活動内容は近畿ろうきんのHPなどで紹介する。社会活動を身近に感じることができる参加型の「社会貢献プロジェクト・すまいる」として提供している。

年間寄付金額は「総額500万円」を上限としているが、預金者が寄付金だけでなく、寄付先の団体の活動内容に継続的に関心を持ち、参加するチャンスにもなる。

近畿ろうきんは、「当金庫は、多様な活動を応援することを通して、『助け合い』の輪をさらに広げ、『共生の社会づくり』をめざしていきたいと考えます。意思あるお金の流れをつくる社会運動へのみなさまのご参加をお願いいたします」と呼びかける。詳細は、近畿ろうきんのホームページで。(今一生)

「社会貢献預金・すまいる」の寄付先団体の活動紹介

 

 

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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