論説コラム:アートが問いかける「ミャンマーの今」

新大久保で芸術家がクーデターに抗議

東京・新大久保はエスニックな街である。コロナ騒ぎが一段落し、通りは行き交う若い女性でにぎわう。

そんな中、ビルの一画でミャンマーのクーデターに抗議するアーティストの集い「BULLET HOLES COUNTRY」(弾痕の国)が開かれた。会場には「軍事政権に武力弾圧されているミャンマー国民に力を貸してください」という紙が張られ、3日間で150人もの日本に住むミャンマー人や日本人支援者が集まった。

こんなにもたくさんの人たちが国軍の弾圧に苦しむミャンマーの人たちに心を寄せているのだと驚かされた。

アウントゥウンさんの作品
アウントゥウンさんの作品
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原田 勝広(オルタナ論説委員)

日本経済新聞記者・編集委員として活躍。大企業の不正をスクープし、企業の社会的責任の重要性を訴えたことで日本新聞協会賞を受賞。サンパウロ特派員、ニューヨーク駐在を経て明治学院大学教授に就任。専門は国連、 ESG・SDGs論。NPO・NGO論。現在、湘南医療大学で教鞭をとる。著書は『国連機関でグローバルに生きる』など多数。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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