環境保全の見える化で企業・NPOをつなぐ、地球環境基金PR

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■新プロジェクトの特徴

地球環境基金は創設から22年間で、NGO・NPOが行う環境保全活動に合計4千件以上、総額約143億円の助成を行ってきた実績を持つ。

従来、企業・団体などからの寄付金は基金に組み入れられるため、寄付者は環境保全活動の分野や地域を指定できなかった。新たに始まった「地球環境基金企業協働プロジェクト」では、企業や団体が「自然保護・保全・復元」「循環型社会形成」「総合環境教育」など分野や地域を指定して寄付ができるようになった。

また、寄付者のプロジェクトとして広く社会にPRできる「寄付者の社会貢献が目に見える」助成が行える。助成対象活動の募集や審査、助成にともなう事務手続き、成果確認などの業務を基金が担ってくれるメリットもある。

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■企業・NPOの良い関係を

小島氏が企業協働プロジェクトにかける期待も大きい。「釣りの業界は、様々な規模の企業で構成され、何かをやろうとしても一社だけで動くのは難しい。業界が一丸となって動くことで大きな効果が出せる。地球環境基金企業協働プロジェクトでは、環境に特化した基金ならではの視点で助成先を選んでもらえた。私たちとしても自然保護活動に関するノウハウを吸収できることに加え、今後の成果の検証にも期待が持てる」

環境再生保全機構地球環境基金部の草薙智紀部長は、「寄付者とNPOをつなぎ、良い関係を構築するのが地球環境基金の使命。互いの理解を深め、環境保全活動がさらに進めば」と展望を語る。

■美しい水辺環境を守るNPOの活動現場から

つり環境ビジョン助成では、清掃活動など、水辺の環境保全活動をベースに、自然保護・復元や総合環境教育などに対して幅広く支援を行っている。助成先の一つ、ワールドオーシャンズデ(東京・世田谷)は、神奈川・湘南海岸で「湘南・海の森づくり」を実施。「アマモが生い茂る海はタツノオトシゴなどの魚が多く住む。助成を受けて、地域の学校などと協力しながらアマモを通じた環境保全活動を行えるようになった」(武田真由美代表)

岐阜県内を流れる揖斐川(いびがわ)の環境保全活動を行う「いびがわみずミズエコステーション」(岐阜県揖斐川町)は毎年、総勢2500人が参加する「揖斐川流域クリーン大作戦」を開催。助成により、新たに親子を対象とした自然体験学習プログラムを毎月行っている。

プログラムを担当する岩間誠さんは「子どもが自然と触れ合う機会を作ることで、自然を大事に思う心を育みたい」と意気込む。

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2015年10月1日(木)11:49

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