夕食付きで夜9時まで子育てを支援します[CSR48・太田 康子]

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保護者が不在でも学校帰りの学童に夕食を提供し、習い事への送り届けを行うといった地域ぐるみの取り組みが、東京都文京区千石にある。地元の有志がつくったボランティア組織「TEAM空(くう)」が運営するもので、共働き家庭や片親家庭を支える新たな仕組みとして、注目したい。(CSR48、リコージャパンCSR推進部=太田康子)

■夕方のコミュニティカフェは子どもが主役

コミュニティカフェ「風のやすみば」

コミュニティカフェ「風のやすみば」

東京の下町の雰囲気を残す、文京区千石の閑静な住宅街。公立、私立ともに評判の良い学校が多いことや、治安の良さを理由に、最近は子どもを持つ若い家族の流入が増えているエリアだ。この街の一角に「風のやすみば」という小さなコミュニティカフェがある。

運営するNPO法人「風のやすみば」の加藤良彦代表によると、自宅で引きこもりがちな高齢者に、外へ出て交流してもらおうという目的ではじめたカフェで、午前9時半から午後5時までランチ600円など手ごろな値段で食事を提供している。

そのカフェが毎週水曜の夕方6時には賑やかな場所に一変する。小学生の楽しそうな声があふれ、キッチンからは美味しそうな匂いが漂い、奥の部屋から空手の道着に着替えた男の子が元気よく飛び出してくる。

カフェでポーズをとる子どもたちと「TEAM空」のメンバー

カフェでポーズをとる子どもたちと「TEAM空」のメンバー

次から次に集まる子どもたちに、挨拶や声掛けをしているのは、この仕組み「TEAM空」を企画した会社員の船戸保志さんだ。昼間は銀座でIT関係の仕事に就いているが、ある時、会議の途中で帰る子育て中の同僚の姿をみて、働く親にも子どもにも喜ばれる仕組みができないかと思った。

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CSR48
企業のCSR担当者を中心に「CSRに関心のある女子たち」が集まったグループ。「CSRをもっと身近に」をミッションとして、月1回の勉強会やイベントを実施している。このほか、女性のエンパワーメントによって、利害や立場を超えて、より良い社会に向けたアクションをおこしていくことを目指す。メンバーの所属は、ゼネコン、広告会社、ゲーム会社、メーカー、NPO法人など様々

2015年11月16日(月)14:02

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